コマンドについて少し紹介
このサイトで紹介されているコマンドなどについて、少し紹介します。全てのLinuxで同じ結果が得られるとは限りません。各コマンドについて更に詳しく知りたい場合は、「man コマンド名」を実行して下さい。
機能 : ファイルを圧縮する
使い方 : bzip2 ファイル名
使用例 : bzip2 program.tar
注意 : 一般にbzip2の方が、gzipよりも圧縮率が高いが、ファイルサイズが小さいときには、bzip2の方がgzipしたものよりもファイルサイズが大きくなることがある。
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機能 : カレントディレクトリを変更する
使い方 : cd ディレクトリ名
使用例 : cd /home
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機能 : ファイルをコピーする
使い方 : cp [コピー元] ... [コピー先]
使用例 : cp program.c program2.c ../usr/src
注意 :
- ディレクトリをコピーする場合は、「-r」オプションが必要
- コピー先の書込み権限がないと、コピーできない。
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機能 : ディスクの使用量を調べる
使い方 : df
使用例 : df
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機能 : ファイルを圧縮する
使い方 : gzip ファイル名
使用例 : gzip program.tar
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機能 : 実行中のプロセスを終了させる(プログラムの強制終了)
使い方 : gzip PID
使用例 : gzip 2133
注意 : PIDはpsコマンドで確認できる。
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機能 : プリンタの状態を表示する
使い方 : lpq
使用例 : lpq
注意 : プリンタを指定する場合は、「-P」オプションを使うが、「-Pprinter」のように、「-P」の直後に(空白をあけずに)プリンタ名をいれなければならない。
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機能 : プリンタを使って印刷する
使い方 : lpr [ファイル名]
使用例 : lpr program.ps
注意 :
- プリンタを指定する場合は、「-P」オプションを使うが、「-Pprinter」のように、「-P」の直後に(空白をあけずに)プリンタ名をいれなければならない。
- 部数を指定する場合は、「-#」オプションを使用する。
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機能 : 印刷のリクエストを取り消す
使い方 : lprm [ジョブ番号]
使用例 : lprm 123
注意 : プリンタを指定する場合は、「-P」オプションを使うが、「-Pprinter」のように、「-P」の直後に(空白をあけずに)プリンタ名をいれなければならない。
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機能 : ディレクトリに存在するファイルやディレクトリを表示する
使い方 : ls [ディレクトリ名]
使用例 : ls /usr
注意 :
- ディレクトリ名を省略すると、カレントディレクトリの中身を表示する。
- 「-a」オプションで、隠しファイル、隠しディレクトリを表示する。Linuxでの隠しファイル、ディレクトリはピリオドからはじまるファイル名である。
- 「-l」オプションで、詳細が表示される。
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機能 : コマンドの説明を表示する
使い方 : man [コマンド名]
使用例 : man cp
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機能 : ディレクトリを作成する
使い方 : mkdir [ディレクトリ名]
使用例 : mkdir program
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機能 : ファイルやディレクトリを移動させる
使い方 : mv [移動元] .... [移動先]
使用例 : mv A.txt B.txt C.txt DIR/
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機能 : パソコンの電源を切る
使い方 : poweroff
使用例 : poweroff
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機能 : 現在実行中のプロセスを表示する
使い方 : ps
使用例 : ps
注意 : 現在実行中の全てのプロセスを表示する場合は「-aux」オプションをつけると良い。
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機能 : カレントディレクトリ名を表示する
使い方 : pwd
使用例 : pwd
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機能 : 再起動する
使い方 : reboot
使用例 : reboot
注意 : Linuxによっては実行に際し、root権限が必要な場合もある。RedHat系はいらないが、Ubuntuは必要。
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機能 : ファイルやディレクトリを削除する
使い方 : rm [ファイル(ディレクトリ)名]
使用例 : rm program.c
注意 :
- ディレクトリを削除する場合には、「-r」オプションを使う。
- 確認メッセージを表示させないようにするには、「-f」オプションを使う。
- 一度消去したファイルは元に戻りません。rootで「-f」オプションを使うときには注意しましょう。
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機能 : ユーザを切り替える
使い方 : su [ユーザ名]
使用例 : su yamada
注意 :
- ユーザ名を省略すると、「su root」と同じ意味になる。root権限が必要なときには、このコマンドを使う。
- はじめからrootでログインして作業するのではなく、必要に応じてこのコマンドでrootになるとよい。
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機能 : 別ユーザでコマンドを実行する。
使い方 : sudo [-u ユーザ名] [コマンド名]
使用例 : sudo kill 2222
注意 :
- このコマンドを実行すると、パスワードが要求される。
- ユーザ名を省略するとルートでの実行となる。
- Ubuntuでルートを使用せずに(rootパスワードを設定せずに)実行する場合は、ここで入力するパスワードは自分のパスワードとなる。
- Ubuntuでルートパスワードを設定する場合は「sudo passwd」を実行する。
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機能 : ディレクトリを.tarファイルに変換したり、圧縮ファイルを展開したりする。
使い方 : tar オプション ファイル名 (主なオプションは以下の通り)
- ディレクトリを.tarファイルに変換 - cvf
- .tarファイルを展開 - xvf
- .tar.gzファイルを展開 - xzvf
- .tar.bz2ファイルを展開 - xjvf
使用例 : tar cvf program.tar program (programディレクトリをprogram.tarファイルに変換)
注意 :
- tarファイルへの変換は「圧縮」ではない。「圧縮」には、tarファイルに変換した後、gzipやbzip2コマンドを使用する。
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