基本戦略4 ゲーム中盤
産業革命
航海術を取得すると、海を自由に探索できるので行動範囲がひろがります。自国周辺を一通り探索し終えたらxキーを押して自動探索すると、勝手に全世界中を回ってくれます。(ただ、キャラベルは「戦闘ユニット」として扱われるので探索中に民主制に変更すると暴動が起こるおそれがあります。ガレオン船や輸送船は「非戦闘ユニット」なので遠くに探索に行っていても暴動は起こりません)
さて、航海術以降の科学は「戦争」を視野に入れたものを取得していきます。代表的なものは「磁気学」「火薬」「鉄道」です。
- 磁気学 : 3つの中でもっとも取得しやすい。取得すると、攻撃力のあるフリゲージ艦と多くのユニットを輸送できるガレオン船が製造できる。
- 火薬 : 攻撃力、守備力のあるマスケット銃士がつくれる。
- 鉄道 : 3つの中でもっとも取得しにくい(ステップ数が多い)。鉄道を敷いたところは移動力0で移動できるのでユニット輸送が大幅に楽になる。また、鉄道に必要な科学である蒸気機関を取得するとフリゲージ艦より攻撃力、守備力のある装甲艦を製造できる。あと鉄道を敷けるようになると都市の外観が変わる。
ただし、無闇に戦争を行うと、経済的にピンチになり、暴動が起き、内政がズタボロになりますので、「なるべく戦争しない」ようにしましょう。
経済
住民を幸福にするためにコロセウムを建てる、科学の進歩を促進させるために大学を建てる、とさまざまなものをどんどん建てていくとその維持費用で収入が減ります。赤字になってやがて資金が底をつくと建造物を強制的に売却させられてしまうので注意が必要です。
収入を増やす、又は得る方法は以下の通りです。
- 徴税者を増やす
- 鋳貨を行う都市を増やす
- キャラバンなどで交易路を確立する、又は市場に入る(遠く離れた都市同士だと可能。収入が得られる。)
- 銀行や証券取引所などの建造物で都市の収入を増やす
戦争等が起こる可能性が低く、余裕があるのであれば経済系の科学も取得しておくといいでしょう。
民主制と共産主義
政治体制には専制政治、君主制、共和制、民主制、共産主義の5種類があります。これまでは君主制か共和制かの2つのうちの選択という感じでしたが、ゲーム中盤以降では民主制と共産主義も混ぜて政治体制を考える必要があります。
- 民主制 : 贅沢、科学、徴税の割合を100%に設定できる。外交官やスパイによって都市が煽動されない。軍隊が都市から離れると住民が不幸になるので戦争には不向き。
- 共産主義 : 贅沢、科学、徴税の設定の上限は80%。スパイの熟練度がベテランからスタートする。戦争向き。
科学技術の進歩が速いのは民主制ですが、軍隊をバンバン繰り出して戦争を行うとなると、民主制の場合警察署を建てる、贅沢を増やすなど不幸市民を減らす工夫が必要となります。その点をあまり気にしなくてもよい共産主義は戦争を行いやすいといえます。
なお、民主制か共産主義にしないで共和制のままゲーム終盤までいく人もいますので、無理に革命を起こして民主制、共産主義に変更する必要はありません。
鉄道以降の科学
このゲームは鉄道で終了ではないので鉄道以降の科学も考える必要があります。これ以降は強力なユニットや建造物が登場しますので、科学選択画面の図を見ながら何を目指していくのかということを考えていけばいいと思います。
ただ、装甲艦、駆逐艦、巡洋艦、戦艦とアップグレードしていくのもいいですが、最強ユニットを何か作れるようになっておくと戦争になったときに有利です。
比較的簡単に製造できるのは潜水艦です。これは海のユニットでは最強の攻撃力を持ちます(防御力は無いですが)。輸送船や駆逐艦などが近づいてきたら、簡単にそれを沈没させることができます。さらに、敵からは近づかないとその姿を見られず、ミサイル(核兵器含む)を積むことができます。内燃機関取得で製造できるようになります。
また、スパイも早めに取得しておきたいです。外交官のパワーアップバージョンで都市の破壊工作(建造物破壊、レベルダウン)や敵ユニットへの破壊工作(体力を削り取る)もできるようになっています。このユニットは攻撃を受けて破壊又は逮捕されるまで使用可能ですので量産しておけばじわじわと敵を弱らせることができます。偵察取得で作れるようになります。