第一部で火星人は共和制で治めるようになり、科学技術の進歩は急激な進歩を遂げるようになる。しかし、まだ油断はできない。ここからの科学の選択は今まで以上に慎重にしなければならない、というのは海に出て他のプレイヤーと遭遇することも多くなり、自分の現在の状況に合わせた選択をする必要がでてくるからである。
共和制取得後、あっというま(1ターン)で地図を入手した。早く海に出たいので、大枚をはたいて購入する。開拓者を乗せることも忘れずに。
このゲームでは宗教が意外と重要な意味を持つ。寺院は不幸市民を満足させる建造物であるが、そのほかにも、大聖堂、信託所、バッハの教会などの建造物、一神教、多神教、神学などの科学等、市民を幸福にさせるものとして宗教が大きくからんでいる。民主制や共和制で戦争をする場合、宗教を利用することは大きな意味を持つ。なお、民主制などと比べてより戦闘的な共産制では、宗教はあまり意味を持たない。
政治体制としての究極的な形態は民主制か共産制であるが、これはどちらがいいとは一概には言えない。戦争をするのであれば共産の方がいいし(民主制だと、軍隊が都市をはなれると不幸市民が発生して暴動がおこる)、技術発展などを行うときには民主制がよい(研究の割り当てを100%にすることもできる)。また、ずっと共和制でプレイする人もいるので人それぞれだ。
航海術を取得したら、次に目指すものは3つある。これはどれも強力な科学なので自分の好きなものを選べばよい。
1つは火薬である。これを取得すればマスケット銃士ができるようになり、戦争になってもそう簡単に負けるような状態にはならない。
2つめは磁気学である。これを取得すればフリゲージ艦、ガレオン船が作れるようになり、水軍の力は格段に上がる。
3つめは鉄道である。ここに示した3つのなかで、一番難しい(時間がかかる)と思われる。これができれば、ユニットの移動がすばやくできるようになる。また、鉄道を取得する過程で得られる蒸気機関は、装甲艦を作るのに必要なものであり、軍事力増強にもつながる。
また、これ以外にも、民主制を目指したり、神学を目指したりなど、いろいろなやり方がある。ここまでくると国力もそう簡単に滅亡するようなものではないと思われるので、いろいろ試してみるとよい。
さて、ここでは火星人は交易を目指すこととする。交易は簡単に入手することができ、得られるとキャラバンを作ることができるようになる。キャラバンは不思議建造物を建築中の都市に送るとそれを手伝ったり、遠くの都市に送ると交易路を確立して、金銭と研究を得て都市における交易値を上げたりと様々な効果があり、意外と役に立つユニットだ。
ちなみに哲学は、最初に入手すると進んだ科学を同時に2つ得られるという特殊効果を持っている。哲学と交易は関係がない。
火星人は、磁気学、火薬、鉄道の順に科学を取得することに決めた。この時点ではまだ他の国(エルフ)はトライリームを動かしているような状態なので、それと比べると火星人の文明はかなり発達していると言ってもよい。ただ、他の国の状態がよく分からないのが残念だ。
火薬を入手すると、かなり守り易くなる。都市にいればフリゲージ艦や装甲艦の攻撃ぐらいは凌げる(時と場合による)。あとは鉄道を取得して全ての町を繋げば守りたい場所に兵力を集中させることができるようになる。
第一部と比べると時間の流れ、技術の進歩が全然違うが、もう、鉄道ができつつある。鉄道ができると都市の概観も変わる。軍事力もそこそこあるので戦争の準備をしてもいいが、その前にもう一つ得ておきたいものがある。それは…。