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Page 19 大域変数

大域変数と局所変数

例えばiをmain関数内でのみ定義した場合、iはmain関数内でのみ使用でき、他の関数で使用することはできません。

/* mainでのみiを定義 */
#include <stdio.h>

void sub(){
        /* subではiが定義されていないので、iを使用することはできない。 */
        puts("Sub");
}

int main(int argc, char* argv[]){
        /* iを定義 */
        int i = 1;

        sub():

        /* mainでiが定義されているので、main内ではiが使用可能 */
        printf("Main %d\n",i);

        return 0;
}
/* subでもiを定義 */
#include <stdio.h>

void sub(){
        /* iを定義 */
        int i = 2;

        /* subでもiが定義されているので、iを使用することができる。 */
        /* ただし、mainのiとsubのiは別物である。 */
        printf("Sub %d\n",i);
}

int main(int argc, char* argv[]){
        /* iを定義 */
        int i = 1;

        sub():

        /* mainでiが定義されているので、main内ではiが使用可能 */
        printf("Main %d\n",i);

        return 0;
}

これら、関数内で定義した、関数内でのみ有効な変数を局所変数(内部変数、ローカル変数)と呼びます。

一方、C言語では全ての関数で使用可能な変数を作成することができ、これを大域変数(外部変数、グローバル変数)と呼びます。大域変数の作成方法は簡単で、関数外で変数の定義をします。

#include <stdio.h>

int i = 1;

void sub(){
        /* iを使用することができる。 */
        printf("Sub %d\n",i);
}

int main(int argc, char* argv[]){

        sub():

        /* iが使用可能 */
        printf("Main %d\n",i);

        return 0;
}
/* 途中でiの値を変更する例 */
#include <stdio.h>

int i = 1;

void sub(){
        /* iを使用することができる。 */
        printf("Sub %d\n",i);
        /* iの値を変更 */
        i++;
}

int main(int argc, char* argv[]){

        sub():

        /* iが使用可能(iの値はsub()内で変更されている) */
        printf("Main %d\n",i);

        return 0;
}

また、大域変数と局所変数とで名前がかぶった場合、局所変数が優先されます。

#include <stdio.h>

int i = 1;

void sub(){
        /* iは大域変数 */
        printf("Sub %d\n",i);
        /* iの値を変更 */
        i++;
}

void sub2(int i){
        /* iは引数 */
        printf("Sub2 %d\n",i);
}

int main(int argc, char* argv[]){

        /* main内でiを定義 */
        int i = 2;

        sub():

        sub2(6);

        /* iは局所変数 */
        printf("Main %d\n",i);

        return 0;
}

大域変数はどの関数内でも使用できるため使い勝手がいいですが、どこからでも値の変更ができてしまい、乱用すると思わぬバグが発生することがあります。使用時にはその目的を明確にしておきましょう。

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