2つ方法があります。
\begin{eqnarray} x+y&=&4 \\ x+2y&=&10 \end{eqnarray}
この方法を使うと、全ての式に式番号がつきます。一つ一つの式に意味がある場合はこの方法を使用するといいでしょう。式番号を付けたくない場合は\nonumberを使用します。
\begin{equation} % displaymath,eqnarray いずれも可能 \begin{array}{l} x+y=4 \\ x+2y=10 \end{array} \end{equation}
この場合、式x+y=4とx+2y=10は一つの式としてみなされます。すなわち、上の例では表示される式番号は一つです。
また、連立方程式の左側のみに括弧をつけることも可能です。括弧があった方が見やすいでしょう。
\begin{displaymath} \left\{ \begin{array}{l} x+y=4 \\ x+2y=10 \end{array} \right. \end{displaymath}
\leftには\rightが対応していないといけませんが、\rightで括弧を表示したくありません。そんなときに用いるのが「.」で、これを使うと、括弧が表示されません。上の例では、\right.として、右側の括弧の表示を消しています。