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コンソールコマンド(bash) + その他のコマンド(アプリとか)

Distroの種類によっては使用できないものもあります


「てきとうな分類」について

「○○コマンド」類はおそらく共通でしようできるもの、「○○アプリケーション」類はインストールされていないこともあるので、環境によっては使えたり、使えなかったり・・・。gnomeパネルなどのアプリケーション一覧が表示できない環境で、アプリケーションをコマンドライン起動するときに参考にしてください。(もちろん実行パスが通っていないところにおいてあったり、名前を変えたりすると起動できません)

「簡単な使い方」について

使い方の一例であり、ここに書いたもの以外のパラメータ指定をするなどの使い方もあります。

[]で囲んだものは必須/条件付き必須パラメータ、()で囲んだものは任意パラメータです。


bunzip2

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明bzip2ファイル解凍
簡単な使い方bunzip2 [ファイル名]

bzip2圧縮されたファイルを解凍します。


bzip2

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明bzip2圧縮
簡単な使い方bzip2 [ファイル名]

ファイルをbzip2圧縮します。一般にgzipよりも圧縮率は高いです。


cat

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイルの中身の表示
簡単な使い方cat [ファイル名]

ファイルの中身を表示します。一気に全内容が表示されますので、少しずつ確認したい場合はmoreやlessを使用します。

「cat [ファイル1] > [ファイル2]」とすれば、ファイル1のコピーとしてファイル2が、「cat [ファイル1] >> [ファイル2]」とすれば、ファイル2の最後にファイル1の内容が付け加えられます。


cd

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明カレントディレクトリの移動
簡単な使い方cd (ディレクトリ名)

カレントディレクトリ(現在のディレクトリ)を移動します。ディレクトリ名を省略すると、ホームディレクトリに移動します。


chgrp

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイルやディレクトリの所グループ変更
簡単な使い方chgrp [所有グループ] [ファイル/ディレクトリ名]

ファイル、ディレクトリの所有グループを変更します。


chmod

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイルやディレクトリのアクセス権変更
簡単な使い方chmod [アクセス権] [ファイル/ディレクトリ名]

アクセス権を変更します。アクセス権の指定は、アルファベットか数字を指定します。

数字で指定する場合は、8進数3桁の数字を使用します。左から所有者、グループメンバ、その他ユーザーのアクセス権になり、1が実行可能、2が書き込み可能、4が読み取り可能のビット演算で指定します。

例えば、640だと、所有者は読み書き可能、グループメンバは読み取り可能、それ以外のユーザーはアクセス禁止になります。


chown

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイルやディレクトリの所有者変更
簡単な使い方chown [所有者] [ファイル/ディレクトリ名]

ファイル、ディレクトリの所有者を変更します。


cp

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイル、ディレクトリのコピー
簡単な使い方cp [コピー元]... [コピー先]

ファイルをコピーします。コピーファイルを複数指定した場合は、コピー先はディレクトリでないといけません。

ディレクトリをコピーする場合は「-r」オプションを使います。


df

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ディスクの使用量、空き容量の表示
簡単な使い方df

ディスクの使用量、空き容量を表示します。マウントしているデバイスのすべての情報が表示されます。


emacs

てきとうな分類アプリケーション
簡単な説明emacsテキストエディタの起動
簡単な使い方emacs

emacsテキストエディタを起動します。viよりもリッチなエディタですが、使い方が独特です。viを使うかemacsを使うかは好みの問題ですが、コンソールでLinuxを使う人はemacsかviの使い方が分からないときついです。


exit

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ターミナルエミュレータを閉じる/ログアウトする
簡単な使い方exit

ターミナルエミュレータを使っている場合は、閉じます。suコマンドを使用して他のユーザーにログインした場合や、console画面でログインしている場合、sshで他のコンピュータに接続している場合はログアウトします。


find

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイル検索
簡単な使い方find [検索条件]

ファイルの検索をします。検索条件は種類が多いのでここでは割愛。おそらくもっともよく使う検索条件は「-name [ファイル名]」。


firefox

てきとうな分類GUIアプリケーション
簡単な説明firefox起動
簡単な使い方firefox

firefoxウェブブラウザを起動します。


ftp

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ftp接続
簡単な使い方ftp [接続先]

ftp接続します。


gunzip

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明gzipファイル解凍
簡単な使い方gunzip [ファイル名]

gzip圧縮されたファイルを解凍します。


gzip

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明gzip圧縮
簡単な使い方gzip [ファイル名]

ファイルをgzip圧縮します。


ifconfig

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ネットワークコンフィグ情報の表示
簡単な使い方ifconfig

ネットワークコンフィグ情報を表示します。windowsのipconfigの機能です。


kill

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明プロセスの終了(シグナルを投げる)
簡単な使い方kill [プロセスID]

指定したプロセスIDのプロセスを終了させます。動かなくなったプログラムを強制終了させるときなどに使用します。プロセスIDはpsコマンドで確認できます。投げるシグナルを指定できますが、通常の使用では特に指定せずに、強制終了のみに使用することになると思います。

killコマンドで終了しないプロセスはrootでkillするか、「-9」オプションをつけると終了することがあります。


less

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイルの中身の表示
簡単な使い方less [ファイル名]

ファイルの中身を表示します。表示範囲を前後できます。


ln

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明リンクの作成
簡単な使い方ln [ファイル名] [リンクファイル名/リンク作成先ディレクトリ]

ファイルやディレクトリのリンク(ハードリンク)を作成します。オプション「-s」をつけると、シンボリックリンクを作成します。

ハードリンクはファイルの分身の作成、シンボリックリンクは実体ファイルへのリンクの作成です。

ハードリンクでは実体ファイルの複製になるため、実体ファイルを消しても複製されたファイルが内容を保持しています。編集した場合は、リンクをはったファイルすべて同じ更新がされます。

シンボリックリンクは実体ファイルを消したらリンクファイルは意味をなさなくなります。


md5sum

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明MD5のチェックサムを表示
簡単な使い方md5sum [ファイル名]

ファイルのMD5チェックサムを表示します。ファイルの中身が正しいかどうか確認したりするのに使用します。


more

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイルの中身の表示
簡単な使い方more [ファイル名]

ファイルの中身を一画面ずつ表示します。


ls

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイル/ディレクトリ一覧の表示
簡単な使い方ls (ディレクトリ)

指定したディレクトリに入っているディレクトリやファイルの一覧を表示します。ディレクトリを指定しないと、カレントディレクトリのディレクトリ/ファイル一覧を表示します。

隠しファイルを表示するには「-a」オプションを、詳細を表示するには「-l」オプションを指定します。


ll

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイル/ディレクトリ一覧の詳細表示
簡単な使い方ll (ディレクトリ)

指定したディレクトリに入っているディレクトリやファイルの一覧を詳細表示します。ディレクトリを指定しないと、カレントディレクトリのディレクトリ/ファイル一覧を表示します。

「ls -l」と同じ意味です。

なお、このコマンドはRedHat系で使えるようですが、その他のシステムでは未確認です。


man

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明コマンドのマニュアル表示
簡単な使い方man [コマンド名]

コマンドの説明を表示します。


mkdir

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ディレクトリ作成
簡単な使い方mkdir [ディレクトリ名]

ディレクトリを作成します。


mount

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイルシステムのマウント
簡単な使い方mount [マウントするファイルシステム] [マウント位置]

USBメモリやフロッピー、ハードディスク内の他のパーティションなどをマウントし、使用できるようにします。

最近のLinuxではUSBメモリなどは自動認識、自動マウントしてくれるので、使用する機会が減りました。


mv

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイル、ディレクトリの移動
簡単な使い方mv [移動元]... [移動先]

ファイルを移動します。移動ファイルを複数指定した場合は、移動先はディレクトリでないといけません。


passwd

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明パスワード変更
簡単な使い方passwd

パスワードの変更をします。rootやグループの管理者ユーザーはユーザーIDを指定して他人のパスワードの変更ができます。


ping

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明pingコマンドの送信
簡単な使い方ping [送信先]

pingです。ネットワークがつながっているかどうか確認するのに使用します。


poweroff

てきとうな分類システムコマンド
簡単な説明システムの停止
簡単な使い方poweroff

システムを停止します。rootパスワードが必要なことがあります。


ps

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明プロセスの表示
簡単な使い方ps

起動しているプロセスを表示します。「ps aux」とすると、すべてのプロセスを表示します。


pwd

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明カレントディレクトリの表示
簡単な使い方pwd

カレントディレクトリがどこなのか、絶対パスで表示します。


reboot

てきとうな分類システムコマンド
簡単な説明システムの再起動
簡単な使い方reboot

システムを再起動します。rootパスワードが必要なことがあります。


service

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明サービスの起動/停止/再起動
簡単な使い方service [サービス名] [start/stop/restert]

サービスを起動、停止、再起動します。


soffice

てきとうな分類GUIアプリケーション
簡単な説明OpenOffice.org起動
簡単な使い方soffice

OpenOffice.org(オープンオフィス)を起動します。


ssh

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ssh接続
簡単な使い方ssh [接続先]

ssh接続します。


su

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明別ユーザーになります
簡単な使い方su (ユーザーID)

指定したIDのユーザーになります。パスワードが必要です。IDを省略すると、rootになります。


tar

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明書庫ファイルの作成/展開
簡単な使い方tar [オプション] [書庫ファイル名] [ディレクトリ名(作成時のみ)]

指定したディレクトリの書庫ファイルを作成、または書庫ファイルを展開します。

よく使用されるオプションは以下の通りです。


telnet

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明telnet接続
簡単な使い方telnet [接続先]

telnet接続します。


thunderbird

てきとうな分類GUIアプリケーション
簡単な説明thunderbird起動
簡単な使い方thunderbird

thunderbirdメールクライアントを起動します。


umount

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明ファイルシステムのアンマウント
簡単な使い方umount [マウント位置]

USBメモリやフロッピー、ハードディスク内の他のパーティションなどをアンマウントし切り離します。「unmount」ではなく「umount」であることに注意。

最近のLinuxではGUI操作で切断できるようになりましたので、利用機会が減りました。


vi

てきとうな分類アプリケーション
簡単な説明viエディタの起動
簡単な使い方vi (ファイル名)

viエディタを起動します。viは大抵のLinuxに入っているエディタです。使い方が独特ですので、慣れないと使い辛いです。


view

てきとうな分類アプリケーション
簡単な説明ファイルの中身の表示(viエディタ読み取り専用モード)
簡単な使い方view [ファイル名]

ファイルの中身を表示します。viエディタの読み取り専用モードです。


which

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明実行コマンドチェック
簡単な使い方which [コマンド名]

複数の同名コマンド/アプリケーションがある場合、パスを省略した場合にどのコマンド/アプリケーションが実行されるかを表示します。


whereis

てきとうな分類コンソールコマンド
簡単な説明コマンド、アプリケーション、マニュアル、ソースコード位置表示
簡単な使い方where [コマンド名]

どこにコマンド、アプリケーションがあるかを表示します(Linuxの標準パスに限ります)。


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