まずはウインドウを出します。ウインドウを出すのはゲームに限らす、アプリケーションの基本ですよね。
#include <SDL/SDL.h> int main(int argc, char* argv[]){ SDL_Init(SDL_INIT_EVERYTHING); SDL_SetVideoMode(640, 480, 32, SDL_HWSURFACE); SDL_Delay(3000); SDL_Quit(); return 0; }
赤で強調した部分、SDL_SetVideoMode()が、ウインドウの表示になります。簡単でしょう?
SDL_Surface* SDL_SetVideoMode(int width, int height, int bitsperpixel, Uint32 flags);
width、heightはそれぞれ幅と高さ。640x480とか800x600とかそれっぽい値を入れておけばOK。
bitsperpixelは1ドットを何ビットにするか。32ビットとかそれっぽい値を入れておく。大きい値の方が色が綺麗。
flagsはビデオモードのフラグ。描画にシステムメモリを使うか、ビデオメモリを使うか、などを決めます。複数指定可能です。フラグ詳細はWikiなどを参考に。★
緑の部分、SDL_Init()とSDL_Quit()は始まりと終わりの関数です。この間に処理を書きます。SDL_Init()の引数は起動するサブシステムを指定します。複数指定可能です。全てのシステムを起動する場合は、SDL_INIT_EVERYTHINGを指定します。フラグ詳細はWikiなどを参考に。★
青の部分、SDL_Delay()はミリ秒単位でスリープをかけます。これがないと、すぐにプログラムが終了してしまい、結果が確認できません。イベントループまではSDL_Delay()で数秒スリープさせて結果を確認することにします。